>>94
これは良くなったとはいえないと思う。
20kHzのノイズの周波数と言ってるけど、それは間欠のノイズの周期であって、
その20KHz(50us間隔)に出ているノイズは、もっと高速な信号だとわかる?
一番背の高いパルス状の波形は、20kHzの100倍くらい高速だと思わない?
だとすると、2MHzの周波数を減衰させなければならないことになります。

ところがOP AMPは、LM358であり、このOP AMPは低周波用のものです。
これでは、2MHzの信号変化を抑制するどころか、付いていくことすらできません。
直感的な話ですが、一般にOP AMPのフィルタは、処理したい(落としたい)信号の
100倍以上の速さでササッと高速に立ち回らないと、信号を阻止できません。

そこで、次のように回路を構成します。
・まずは、入力直近には、OP AMPより高速なフィルタを入れます。
  それはCRで構成されたパッシブ1次フィルタです。
  世の中でL,C,Rより高速に動作する素子はありません。
  まずはCRでOP AMP帯域以上の信号を減衰させます。

・次にOP AMPを変えます。
  GB=100・fcを目処に選定します。上記の例では200MHz以上のGBのOP AMPを選定します。

・回路は、CR1次LPF→OP AMP 2次フィルタ という構成にします。

しかし、今回のような場合では、
OP AMPのようなフィルタは使わずに、L,C,Rを使用したフィルタで対処します。
LとCの2つが入れば2次、3次のフィルタも作れます。まずはやってみてください。

それと、今回のような高速パルス信号処理では、
・ブレッドボードはダメです。
  生基板の銅箔面に部品を半田付けで作成します。
・そしてオシロのGND側の「わにぐち------(リード線)-----」をやめて、
  プローブのフックを外して、プローブ先端と接続点、GNDに最短距離で繋ぎます。

とにかくノイズを議論する環境や方法になっていませんので、修正します。