電気抵抗値Ωについて俺たちの認識は間違っていた。
あれは厳密な抵抗「値」ではない。電流A分の電圧Vという抵抗「率」だ。電圧や電流の大きさが変わったとしても変化しない、ただの一定の比率でしかない。

厳密な「抵抗の値」というなら、それは落下時における空気抵抗を想像してもらえばわかる。

落下速度により増加していき、重力加速を妨げるために働く力であり、やがて終速度において速度を収束させ平衡させる、率ではなく実際的にかかる力のことである。(逆に空気抵抗率にあたるのは物体の面積や形状である)

なら電気においても同じであるべきだろう。つまり電源の電圧を妨げるように働く、電流の増加と共に増加していき、やがて平衡状態に収束させる、抵抗率ではなく実際的にかかる力、抵抗値。