別に古いから悪いってものでもないでしょうし、何も時代に棹差すばかりが
能ではないでしょうね。
目先の利益を追って一時期大きく伸びてもてはやされるけど、結局途中で
息切れしているところの方が目に付くように感じられます。

日本には社歴100年を超える企業が山ほどあります。中には社歴1000年を
誇るようなところもありましたっけ。
幹部クラスが退職していくというのも、別段珍しいことではありませんね。
それは企業を動かす人の新陳代謝という点でも必要なことですから。
ですから、ある程度になれば退職したり、暖簾分けなどもしてきたのでしょう。

決して巨大ではないかもしれないですが、しっかりと数百年の激動の時代を
くぐりぬけてきた実力は侮れません。
安っぽい「グローバル化」などに踊らされるよりも、日本の伝統的な
経営手法や経営理念をもっと見直した方が良いのではないかと思いますね。