モトローラの製品発売の年表を作ってみると

1987 68030
1988 88100
1990 68040
1991 88110
1993 PowerPC 601
1994 68060

68030か040の辺りで68kシリーズについては見切りをつけた感じ。
68060が94年に出てるがこれば開発が遅れた結果だし、x86 ISAで内部でμコードに置き換える
NexGenの製品が出たのも同年だが、モトローラは既にPowerPCに舵を切っていたので68kで
同等のアプローチの製品が出るわけはなかった。

・68k→88k→PowerPC のアーキテクチャの見直しがなく68k一本でやっていたら?
・80860やItaniumのようなアーキテクチャの見直しがあってもx86を潰さずに残したインテルのように
 モトローラにも開発リソースに余裕があったら?

と「もしも」の話題は尽きないが、まあ実際そういうことができなかったが故の結果だろう。