>>139
同じく依佐美送信所の資料から

500kWの電力を生み出す大電流を直接金属接点のスイッチでKeying (ON-OFF)すれば、
スパーク(放電)が発生し、電弧により電流は遮断できないほか、音響雑音、高周波雑音が
発生し大変なことになる。この装置は、磁気飽和しやすい特殊な鉄心を用いたチョーク
コイルに巻かれた送信信号電流を同一の鉄心に巻かれた直流コイルの電流(13A)で鉄心を
磁気飽和させることで終段同調回路のインダクタンスを変化(同調、非同調)させ送信出力を
Keying (実際には完全OFFしていない)している。(引用文献:無線科学大系)
http://home.att.ne.jp/lemon/kanzaki/newpage51.html