15時33分55秒
読売新聞

 不登校のきっかけは、先生――。滋賀県内の不登校経験者と保護者に支援団体がアンケートを実施したところ、不登校のきっかけは「先生と合わない、怖い、体罰があった」など先生関連が最多の3割を占める結果となった。保護者も半数以上が休職や転職など働き方の変化に直面。当事者の実態や生の声を明らかにした初の調査で、支援団体は「本人や家族を尊重した施策の充実が必要だ」と訴えている。

「合わない」「不信感」
 アンケートは、県内の小中高生のフリースクールや居場所づくりに携わる約40団体で構成する「県フリースクール等連絡協議会」が2022年11月〜23年1月にLINE(ライン)で初めて実施。県内の不登校経験がある児童・生徒75人と、保護者は2回の調査で延べ276人が回答した。

 不登校のきっかけを子どもに尋ねた設問(複数回答)では、先生と合わなかった、先生への不信感など「先生のこと」が23人と最多に。続いて「友達のこと」「身体の不調」「カリキュラムが合わない」がいずれも20人だった。

 この結果で興味深いのは、文部科学省が毎年、学校に対して実施している同様の調査で、22年度分で不登校のきっかけは、最多が「(児童・生徒の)無気力・不安」。不登校の当事者はきっかけを先生、学校側は子どもの方とする違いが生じており、同協議会は「アンケート対象者の立場の違いが現れた」と指摘する。

休職、転職も

続きは↓
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231011-OYT1T50090/

2 名前:ウィズコロナの名無しさん[sage] 投稿