ソフトバンクの19年3月期、純利益7%増 携帯事業など好調

ソフトバンクグループ(SBG)の通信子会社のソフトバンク(SB)が8日発表した2019年3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期比7%増の4307億円だった。

携帯電話関連の消費者向け事業が好調だったほか、法人向けも貢献した。スマホ決済会社のPayPay(ペイペイ)の事業拡大に伴い持ち分法投資損失を計上したが、それを上回る利益を計上した。

売上高は5%増の3兆7463億円、営業利益は13%増の7194億円だった。

あわせて発表したSBによるヤフーの連結子会社化が予定通り19年6月末までに完了することを前提に、20年3月期の売上高は前期比2%増の4兆8000億円、純利益は3%増の4800億円になる見通し。
https://r.nikkei.com/article/DGXLASFL08HFB_Y9A500C1000000?s=0