【ポケットカード(8519)】「QUICKリサーチネット」からの抜粋
◇ショッピング収益が牽引し3Q累計業績は伸長。通期計画は据え置き
【融資収益は減少もショッピング収益が伸長】
 17/2期3Q累計の単独業績は、営業収益が前年同期比5%増の280億円、営業利益が同7%増の29億円。
純利益は税金費用の減少もあり15億円と同34%増加した。信用購入あっせん部門では、成長戦略の中核を担う
「ファミマTカード事業」
の順調な拡大に伴い、ショッピングリボ残高が堅調に推移。信用購入あっせん収益は215億円と同12%増加した。
一方で融資部門は、総量規制の影響などにより引き続き残高が減少。同部門の収益は45億円と同11%減少した。
その他の営業収益も減少したが、信用購入あっせん収益の増加が牽引し、全体の営業収益は増加した。
営業費用は、調達金利低下に伴い金融費用が減少したが、利息返還関連費用やショッピング取扱高増加に伴う連動経費
などの各種費用の増加により、全体で251億円と同5%増加。ただ、増収効果が上回り、増益となった。
【ファミマTカードの獲得強化を図る】
 会社側は17/2期通期の業績計画について、上期決算時に営業収益を期初計画比8億円増の373億円(前期比5%増)とした一方、
利益計画(営業利益は前期比6%増の40億円)は据え置いた。ショッピング収益が堅調なため営業収益を引き上げたが、ショッピング取扱高増加に伴う連動経費の増加などを勘案した。
3Q決算を踏まえ、この計画を変更していない。3Q累計実績の営業収益は通期計画比75%、営業利益は同73%と概ね会社計画線で進捗している。
今後コンビニのサークルKサンクスの店舗(16/11期末単体店舗数5811店)は、統合により順次ファミリーマートに転換されていく見込み。同社は転換店でのファミマTカードの獲得強化を図る方針。
※執筆:QUICK企業価値研究所

つまり2990Pゴチればポケカの収益になって、結果として株価が上がるかもって事だ