http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20161107-OYT8T50128.html?page_no=5

というのも、「キャッシュアウト」という新しいサービスが出てきそうだからだ。
デビットカードで買い物をすると、一緒に現金をもらえるというサービスだ。
もらえるといっても銀行からプレゼントされるわけではない。
自分の預金口座から引き出したお金に過ぎないのだが、
それでも手持ちの現金が足りない時に、わざわざATMまで足を運ばなくても済むから便利だ。

たとえば、あるスーパーで食料品を2000円分買うとする。
レジの店員にデビットカードを提示して5000円分の請求を出すと、
2000円分の食料品を受け取るうえに、3000円の現金を渡してもらえる。
この3000円は自分の口座から引き出したお金であって、
スーパーのレジが銀行のATM代わりになって、店員がお金を渡してくれるのである。

このキャッシュアウトの導入については現在、金融庁が審議中で、近々実現するとみられる。
金融庁は高齢化・過疎化が進む地域への対応策として、「キャッシュアウト」は有効だと考えているのかもしれません。
そうなれば、デビットカードの使い道がさらに広がる。
デビットカードを巡る動きから当分、目が離せない。