やっぱり村八あるじゃん 
ググったらいろいろ実体験が出てくる↓

私の僻地での体験を入れておく

以前、転勤で住んでいたY町に、周辺の市町村から「乞食祭」と陰口を叩かれている祭りがある。

Y町では例年9月のとある連休、八*神社と大*神社の例大祭が引き続いて行われ、
祭りには、地元の各地区から十箇あまりの芸能団体が参加する。
その祭りの期間中、各家庭の出費は半端なものではない。
神社への酒、もち、米、現金の寄付と、それ以外に各芸能団体にもそれらに準じた寄付が必要になりる。
寄付金だけで、一つの芸能団体あたり数百万円に及ぶと言うのは地元でも有名な話である。
Y町の住民の中には、祭りの当日になると寄付金の集金を恐れ、
家中のドアに鍵をかけ居留守をしたり、町外に非難する者も多い。

祭りの日になると、各芸能団体の踊りが押し寄せてきて、頼みもしないのに庭先で勝手に踊りだす。
踊りがいい時分になると、寄付金の集金係が戸主に寄付金をせびりにくる。
寄付をお願いするにもかかわらず、態度も横柄である。
その町では、芸能団体への寄付金の金額は建前上自由であるが、
集金係は、寄付金の入った熨斗袋を戸主の目の前で握りつぶし、
その感触で中身を確認し、集金係の基準より中身が少なければ踊りは中止。
もし戸主が都合で寄付できないと言うと、思いっきり『バン』とドアが壊れそうなくらいの勢いで
閉めていく。玄関先にツバを吐き捨てて行く集金係もさえいるそうだ。
最悪、その家が気に入らないと、踊りや神輿が玄関や軒先に突入し、ぶち壊していくことも
以前は頻繁にあたそうだ。
寄付できない理由は、家族の入院、失業中、年金生活、要介護者の家庭、宗教など様々だが、
寄付が出せなかった家庭は理由に関係なく当面の間村八分にされる。

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