中華人民共和国に対する経済援助は総額3兆円弱になります。
しかし、このうち無償援助は10%以下です。
90%以上は円借款と云って、お金を貸しています。
確か、貸し付け金利は0.7%〜2.2%位だったと記憶しています。
しかも、この借款はヒモ付きと云って、日本製品を買う・又は日本企業と契約する、ことを前提としている部分が結構多いです。
従って、対中国経済援助では日本企業も相当潤っています。
ですから、中国としても、それ程感謝する義理は無いと感じているのではないでしょうか。
日本人は、タダでお金をやっているという誤解をしている方が多く、マスコミもその誤解を煽っているような気がします。
まあ、3千億円弱の無償援助もバカにはなりませんが、1年毎の金額にすれば100億程度なので、リゾート法やらで浮かれまくって結果、廃墟になった3セク出資金より遥かにましではないかと思います。