俺は都会人をこう思う。
朝の駅の喧騒。苛立たせる駅の拡声器。安普請ビルの並ぶ無味乾燥な風景。どれも、ブルー。
すし詰の電車内で必死に出勤するオヤジ達は仕方あるまい。でも、その電車にいる、ランドセルの小・中学生のチビ達は、まさに異次元。
おれは問いたい。 都会のしか知らぬ奴らに。 お前ら、正しく木に登れるか? 滑らぬよう、降り方も考えて? 
あんたら、林の中の歩き方知ってる? 安全に、日本の森やを川を歩けるか?
あんたら、兎を襲うハヤブサの音は知ってる? 直ぐに姿を消すオコジョはわかるかい?
大海原から浜辺に飛び出す鰯を見た事がある?
 じゃ、秋と春の匂いの違いは? 雪山を染める夕日に涙したことある?
都会の、風俗はサカリがついた年齢なら、刺激的なのだろう。でも、まじ田舎を卑下する、馬鹿都会人の
異次元世界=感性は、まったく理解できん!