「夢ハウス、給湯・床暖にも利用できる薪ストーブ」

 木造住宅メーカーの夢ハウス(新潟県聖籠町、赤塚幹夫社長)は、部屋の暖房だけでなく給湯や床暖房にも利用できる
薪(まき)ストーブを5月に発売する。幅広い用途に使えるようにして、家庭全体でのエネルギーコストを抑えられる
利点を売り込む。提携工務店などを通じて、来冬に向け300台を販売する予定。

 新商品「オーロラ・アクア」は鋼板製で、高さが約1.5メートル。薪を燃やす本体の上部や左右部分に約80リットルの
水をためられるタンクを設置。ストーブの燃焼熱により、タンク内の水を最高セ氏90度まで温め、そこに水道ホースを
通してホース内の水を温めて風呂や台所の給湯、温水式床暖房、離れた部屋のヒーターに使う。価格は煙突や施工費込み
で、オーロラの1台63万円に10万円程度上乗せした水準で検討。