都会に住む99%の庶民は、都会に住んでいる事を自分のステータスにしているが
実際は蟻のような生活をしている。
狭く、景色の乏しい部屋で朝起きる。
部屋・駅・会社・駅・スーパー・部屋。この基本的動作を永遠に繰り返す。
部屋に帰ればネットである。ネットを見ながら、飯と缶ビールである。
たまに飲みがあったりジムに通ったりするが、基本的動作は変わらない。
このような人間に「都会に住んでいる」というステータスをとってしまったら
自分の人生に絶望してしまうが、その残酷な運命は少しずつ現実のものとなっている。
子供がいれば、希望を持ち続ける事ができるが、問題は都会に住む独り者である。