ポットまきか直まきか。私は株間がある程度必要な物は育苗して定植します。
キャベツの30センチが最低かな。ダイコンは25センチですが、根菜は移植で
きないので直まきです。根菜も含めて、ホウレンソウ、コマツナなどの直ま
きの場合、発芽から本葉数枚まではトンネルか寒冷紗のベタガケで保護して
います。何もしないのはトウモロコシくらいかな。あいつは覆土が3センチ
と厚いし、風媒花なので正方形に近い畝になるのでトンネルもベタガケも
やりようがない。
キュウリなど支柱を必要とする作物は苗が大きくなってから支柱を立てると
根を切ってしまう恐れがあります。かといって最初から支柱を立てたらトン
ネルもベタガケも使えない。直まきのいいところは大量の種がまけて、
水やりなどが簡単で手間がかからないということでしょう。私のように1品種
1畝なら、必要とする苗もたかがしれているので、手間がかかっても育苗した
方がおもしろいし、経済的です。2年以内の種なら70〜80パーセントくらい
発芽しますから、12株ほしければ予備も含めて20〜30粒の種をまけば十分です。予備は作っておいたほうがいいですよ。今年の1回目のキュウリは定植直後大風で6株倒れて、予備を全部使いました。