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「東京が初の人口減少都市」に、すでにコロナで様変わり! ◆ 専門家は「歴史的転換点か」

6月の東京で初の人口減 コロナ禍で転入低調、1400万人割れ
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、全国的な減少傾向と対照的に加速してきた東京都の人口増に急ブレーキがかかっている。都の毎月1日現在の人口推計によると、1956年の調査開始以来、6月として初めて前月比で人口が減少。5月に到達した1400万人の大台を割り込んだ。東京の「密」を避けるため転入者数が伸びなかったことが要因で、「コロナ禍が東京一極集中を変える歴史的転換点になる可能性がある」とみる専門家もいる。
「東京の人口は今がピークで減り始める可能性がある」と予測する。

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 新型コロナウイルスの感染拡大で東京に人口や企業が集中するリスクが明らかになったことを受け、首都機能の移転・分散の議論が活発化している。自民党内では、経済や教育分野も含めた地方への分散を検討する動きがある。地方でも期待の声が高まりつつあり、政府も一極集中是正を進める方針を打ち出している。