最高速120キロ超は喜ばしい…でもこの「やっと」感、どうしてくれます?
carview! 3月30日(水)10時45分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160330-00010000-carv-bus_all&;p=1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160330-00010000-carv-bus_all&;p=2

現在クルマ業界を“朗報”が風のように駆け抜けております。そう、先日3月24日、警察庁が遂に高速の最高速度を時速120km/hに引き上げる方針を決めた! ってニュースですな。
もちろん一部区間に限ってですけど(東北道と新東名の一部)。

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クルマ好きにとっては問答無用に喜ばしいことで、そういうコメントも出回ってますけど小沢に言わせるとつくづく「やっと」です。ってか遅すぎるでしょ?

日本初の名神高速が出来たのが1963年。その時に乗用車の最高速が時速100km/hと決められてから実に53年間。
いままで膨大な事故データを税金で取りつつ警察様はなにしていたの? 寝てたんですか? って言いたくなるくらいの時間が経ってますよね。

というのも速度や最高速と事故の因果関係は、一応「速けりゃ速いほど危ない」という大原則で成り立っております。運転の教則本を見れば分かる通りに、衝突エネルギーは速度の二乗で、速けりゃ速いほど危険度は増し、運転者の視界もどんどん狭くなると。