殴る蹴るに、タバコまで…母が私だけに暴力を振るうようになった経緯と「母の夢」
4/10(日) 7:02配信 現代ビジネス

「親に褒められないと、自己肯定感って育たないんだと感じます」
こう語るのは40代の若林奈緒音さん。すらっとして涼やかな女性だが、近くで見ると、手にはケロイドの跡がいくつかある。実の母の手で受けた暴力の傷だ。顔も殴られたことで歪んでしまっていたので、形成外科で手術をしたばかりだ。
殴る蹴るはまだ良かった。手の甲にタバコの火を押し付けられるのはつらかった。皮膚は裂けてしまい、また叩かれた。青あざは治り消えるけれど、灸は水ぶくれになり、その状態で洗い物はしみるし、ジュクジュク長い時間痛む。学校で見られると気持ち悪がられるからつぶしてしまう。そうすると傷痕はケロイド状になり未だに消えない。