すかいらーく全面禁煙化へ 社内のボーナス査定に影響も
2019年3月19日 18時07分東京五輪・パラ
ファミリーレストラン最大手の「すかいらーくホールディングス」は、グループの店舗すべてを全面的に禁煙化する方針を固めました。
社員にも禁煙を促すため、管理職の人事評価制度を見直すなど、会社を挙げた取り組みを進めることにしています。
関係者によりますと、「すかいらーくホールディングス」は「ガスト」や「ジョナサン」など、
全国に展開しているおよそ3200店舗すべてを、ことし9月以降、全面的に禁煙とする方針を固めました。
たばこを吸える「喫煙室」などは一切設けず、現在、喫煙場所のある店は4月から
順次改装工事に入り、子ども連れの客がくつろげるスペースなどを作ることにしています。
さらに、社内でも社員の禁煙を促そうと人事制度を改める方針で、
各職場でたばこを吸わない社員の割合を目標まで高めた管理職は、
ボーナスの査定でプラス評価にするとしています。
また、たばこを吸う社員向けには、社長がビデオメッセージで禁煙を促すほか、
スマートフォンを通じて気軽に禁煙のアドバイスを受けられるサービスも導入するとしています。