ロシアワールドカップ(W杯)には「ベストファン(最高のファン)」と「ワーストファン(最悪のファン)」がいる。

英国のBBC、テレグラフ、ガーディアンなど海外メディアが評価したベストファンは日本とセネガルのサッカーファンだった。
日本とセネガルのサッカーファンは試合が終わった後もしばらく競技場に残って
ゴミを片づける姿が見られ、称賛の声が相次いでいる。

サッカー日本代表は19日、ロシアW杯グループリーグH組第1戦でコロンビアに2-1で勝利した。

観客席で熱心に応援していた日本サッカーファンは試合終了後、大きなゴミ袋を取り出し、飲食品のゴミと使い捨て用品をすべて片づけた。
これを見ていた一般のファンが動画で撮影し、ソーシャルメディア(SNS)に載せて話題になった。

この映像の再生回数は数十万回にのぼる。
BBCは「日本のファンが自分たちの観客席をきれいに清掃する姿が非常に印象的だった」と伝えた。

スコット・ノース大阪大社会学科教授はBBCのインタビューで「日本のファンが競技後に清掃するのは幼児期の教育の延長線だ。
日本人は幼い頃から学校や体育館を清掃する教育を受け、成人になっても習慣になっている」と説明した。
日本は秩序意識が高い国民として有名だ。

ただし、喫煙者は例外だ。辺りかまわず喫煙し、ポイ捨てする。