「ああっ、だめっ」

おもわず声が漏れたのですが、部長さんはとっさにテレビの声を大きくして事無きをえました。
最初はゆっくりと、そして段々激しく指を1本、2本と絶妙なタッチで私の中にある性欲を掻き立てようとします。
すると指の動きに合わせるように腰が自然に動き出した時は、自分でも信じられないくらいでした。
それほど身体は部長さんの愛撫で興奮していたのです。

(そんなにされたら、いいっ、ああっ、いくっ)

あの時最初の絶頂に達していたのかもしれません。
延々と部長さんの愛撫が続き、私の下半身は部長さんのなすがままで今にもとろけそうでした。
そして愛撫だけで何度も昇りつめてしまい失神してしまったのです。
うっすらと気が付くと目の前に部長さんのいやらしい顔がせまり、唇を合わせようとします。
拒絶する気力も無くその唇を受け入れしまい、まるで恋人同士のように抱合いながら、気の遠くなるような長くまた激しいキスが続き、再び身体が火照ってくるのがわかりました。
部長さんは舌を差入れながら、乳房をやさしく揉みしだいています。
すでに夫は寝室に運ばれ、奥さんはお風呂のようでした。
もう私達の行為の邪魔をするものは誰もいないのです。

私は新婚間もない人妻だということも忘れ、一人の女として、とにかく部長さんの怒張を欲するまでに性欲が掻き立てられ、どうしようもなくなっていました。
部長さんの舌は唇から離れると下へ下へと這い回り、乳首を転がしながら、恥かしいほど濡れている淫唇へと向っていきます。

「いいっ、こんなのはじめて、おかしくなっちゃう・・・」