他人の記憶に残らない人の方が多い。
相手を思い出せないというより、
記憶の中を辿っても存在しない。
逆にプライミング記憶は、その事柄が真実であると誤認させることさえできてしまうと思う。

私は半年前知人に言った。
 光は時空を超えて存在すると思う。
知人は言った。
 それは無いな

半年後、私はもう一度知人に言った
 光は時空を超えて存在すると思う
知人は言った
 その話聞いた事あるな、確かに、光は時空を超えて存在するかもな。

日常的に大勢とディスカッションしている人は、
情報過多に陥り、誰と何を話したかの部分が欠落し、潜在的に語彙だけが残るのではないだろうか。衝動的に語彙が引き出された時に、
主語述語が付き文章化されると、
事実と誤認されやすいと思う。
大人は脳で文を構成する。

私の文体の読み手は
読解し、文章に構成し直す。それにより、
3度同じ語彙が脳内に潜在記憶として刻まれる事になる。
後日、潜在記憶が蘇った際、その事柄が真実だという錯覚を起こすのではないか、と思う。

要するに、住人のガスラ依存ですね。