この前、近所の70歳ちょい手前の知人から電話が来て、「メールがどうしても送れないから見てほしい」との事だったので見に行った。
すると、そのエラーメッセージが「そんなメールアドレスは存在しない」という意味の内容だった。
確かに、明らかに変なアドレスだったので、このアドレスどこに書いてあったの?と聞くと、「ここから」と言って見せられたのが、本物そっくりのニセ販売サイトだった。
その人は、そのサイトから商品を購入し、既に代金を銀行振込し、その後いつまで経っても商品が届かないのでメールで連絡しようとしたとの事。
そのサイトに電話番号も書かれていたのでダメ元で電話してみる、と案の定「この番号は現在使われておりません」のアナウンス。
オレが、「これ、偽サイトですよ」と言うと、「いや、そんなハズは無い。だって見た目がこんなにちゃんとしたサイトだし、全く同じサイトが楽天にもあったから信用出来る」と、頑なに信じない。
「その楽天のサイトのニセサイトですよ」と言うと、「じゃあ、今日は日曜だから、明日の朝電話してみる」と。(←この番号は現在使われておりませんなのに?笑)

こうやって、詐欺られた人って、自分は詐欺られたとは信じたくない思いが強く働くし、詐欺師の良心を信じ込んじゃう傾向を感じる。特に高齢になればなる程、社会的立場が高ければ高いほど。Alex騒動についても、これを如実に感じる。

オレオレ詐欺が減らない訳だ。