確かに目に見える世界と目に見えない世界は存在するでしょう。
仕事道具を長年愛用していれば思いを超えた何かが宿るものですし、
気功をベースにした整体や武道をご職業にされている方もいらっしゃいます。
人にも物にもいわゆる”気”が存在することを否定はしません。

加えて日本は五感以外の感覚もかなり繊細に扱っています。
「虫の知らせ」「腹が据わる」など、
五感を越えた慣用句を一度は聞いたことがあるでしょう。
教団の自然界の法則とやらがペテンでなければ伝わる土壌を日本は持っています。

欧米の人達は色んな人種の中で生きており、ナチズムなどの悲劇も経験してきたので
「自分は信じないが、他者が自分が見聞きできない世界を信じる自由を認める」
考えをみんなで共有しています。(そうしなければ殺し合いになる)
そのせいか尊厳を毀損するペテンには敏感で、
スペインでは「コーチング」も霊感商法扱い。
フランスやドイツでは某学会も”セクト”として認定されています。