希「ちゃんちゃん…やね」
絵里「おぞましいわ」

都内某所―
希と絵里は超大型の水晶球を見つめていた
水晶球には>>107から>>159までのあらましが映っていたようだ

絵里「これが虐待厨という輩の世界なの?」
希「ん〜。むしろ虐待厨のインナースペースそのものと言うべきかな〜」
絵里「詳しく教えなさいよ」

希「あの我儘なのんたぬ…あれは虐待厨の人格なんよ」
絵里「あの酷く改変されたにこや私も?」
希「そうよ。歪んだ人格が出口を求めて、文字列として転写されたものやね」
絵里「醜いわ。どうして歪んでいるの?」
希「う〜ん。どうしてかなぁ?心の病気なのかも」

二人は目を見合わせため息をつく

絵里「まぁ…私達の生活には生涯関わって欲しくないものだわ」
希「この水晶は淀んでしまって、もうオシャカやね。悪い瘴気でいっぱいやん」
絵里「破棄しましょう。次はもっと綺麗なものが見たいわ」
希「ごめんごめん。夏の暑さを吹っ飛ばそうと思ったのになぁ。ホラーを見たのは失敗やね」
絵里「ホラー?更に形而下なものよ。喉が渇いたわ。カフェに行きましょう」

希「さんせ〜い♪」
希は水晶球をポンと叩いた
すると水晶球は粉々に砕け、蒸発した