若年世代の老化が加速、がんリスク上昇の可能性
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E8%8B%A5%E5%B9%B4%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%81%AE%E8%80%81%E5%8C%96%E3%81%8C%E5%8A%A0%E9%80%9F-%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%8A%E6%98%87%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7/ar-AA1ngWXg
今回の研究でTian氏らは、UKバイオバンク参加者14万8,724人の血液データを用いて、9種類のバイオマーカー(アルブミン、アルカリホスファターゼ、クレアチニン、C反応性蛋白、グルコース、平均赤血球容積、赤血球分布幅、白血球数、リンパ球比率)を基に、それぞれの参加者の生物学的年齢を推定した。
「老化の加速」は、生物学的年齢が歴年齢を上回っている場合と定義された。
その結果、1965年以降に生まれた人では、1950年から1954年の間に生まれた人に比べて老化が加速している可能性が17%高いことが示された。
次に、老化の加速と若年(55歳未満)発症型のがんとの関連を検討したところ、老化の加速が1標準偏差増加するごとに、肺がんリスクは42%、消化器がんリスクは22%、子宮体がんリスクは36%、それぞれ上昇するものと推定された。
また、老化の加速と高齢発症型のがんとの関連も検討したところ、肺がんとの関連は有意ではなかったが、消化器がんでは16%、子宮体がんでは23%のリスク上昇と関連していた。

大腸がん患者の死亡リスクが高くなる超加工食品は?
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58436
大腸がんと診断された後の超加工食品摂取量と死亡率を調査した前向きコホート研究によって、アイスクリーム/シャーベットの摂取量が多いほど大腸がんによる死亡リスクが高く、超加工食品全体および油脂/調味料/ソースの摂取量が多いほど心血管疾患(CVD)による死亡リスクが高いことを、中国・南京医科大学のDong Hang氏らが明らかにした。