>>366
もう一つ酸の強さの基準となるのが「中和されにくさ」です。酸は歯のミネラル成分を溶かすことで消費されます。その結果、酸は中性に近づいていき溶け出しが停止していきます。

中和が速ければ酸蝕はほとんど起きません。しかし、いつまでも中性に近づかない酸の場合は、歯と接触している間に歯のミネラルの溶け出しが続いてしまいます。つまり中和されにくい酸は酸蝕のリスクが高くなります。