毒物混入事件じゃなく何らかのカビ毒混入事故なら
毒性自体は大騒ぎするほどのものじゃないんだろうとは思った

「紅麹」摂取後に入院、女性2人が「尿細管障害」…小林製薬への相談1万2000件
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9ffcdd6310f97342f4ea59e0364913feca0677e

https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/kabi/kabi2-4.html
シトリニンは、ペニシリウム・シトリナム(Penicillium citrinum)、ペニシリウム・ビリディカータム(Penicillium viridicatum)などのカビによってつくられるカビ毒で、腎細尿管上皮変性を起こすことが知られています。

https://www.twmu.ac.jp/NEP/yakuzaisei-jinshougai.html
抗生物質・抗菌薬
1. アミノグリコシド系抗生物質
急性腎不全の原因となる急性尿細管壊死を起こします。薬の量に依存するので、腎機能に合わせた投与量に調整してもらうことが大切です。最近は、抗生物質も多様化しているので、腎機能障害のある場合には使わなくなっています。
2. βラクタム系(ペニシリン系)抗生物質
アレルギー性の急性尿細管間質性腎炎を起こします。薬の量ではなく、アレルギーで起こります。発熱、発疹、関節痛などの全身症状を伴います。
非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)
急性尿細管壊死、アレルギー性の急性尿細管間質性腎炎ともに起こします。また、特殊ですが、「NSAIDs腎症」といって急性腎不全とネフローゼ症候群(微小変化)を起こすことがあります。また、この薬はプロスタグランジンという物質の産生を抑えるために腎臓への血液の流れが悪くなり、急性腎不全を起こすことがあります。頻度が高く、薬を飲んだ後に、尿量が減るようでしたら、要注意です。

【新連載】6.非ステロイド性鎮痛消炎剤 (NSAIDs)の注意すべき副作用
https://www.min-iren.gr.jp/?p=26791
高齢者への投与は6件、50代の1件では身長170cm 体重43.6kgとかなりの痩せ形で服用翌日にクレアチニン(Cr)0.86→1.48と急上昇しています。
発現期間は1~2ヶ月以内で、ロキソプロフェンは翌日~1週間以内が4件、2ヶ月以内が1件でロキソプロフェンでは早期に発現する事が多いですが、ジクロフェナクナトリウムでは服用後少し経過したのちに発現しています。