小林製薬「紅麹」で死亡事案か “未知の成分”について専門家は「ヒューマンエラーか、有毒物の意図的な混入も…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b8a930b5b8efcb89ac9afe5f336449e54ce3623
サプリメントに“未知の成分”が入っていたということですが、サプリメントではなくて、『ある時期』に作った『あるロッド』だけに、ほんの一部の製品に、“未知の成分”が入っていたということです。
ということになると、紅麹全部が危ないのではなくて、あるロッドだけが危険になったということです。そうすると考えられることは、そこに危険なものが、その時期に混入したということです。
なぜ混入したのかは、いま全く分かりませんけれども、可能性としては、1つはヒューマンエラー。何かの間違いで、安全管理の網をくぐって、危険なものが入ってしまった。
もう1つは、何らかの犯罪行為があって、有毒物をそこに混入させたという可能性は、否定はできません。

腎疾患は怖い病気だということだが、サプリメントと腎疾患の関連性はあるのだろうか?
東京大学名誉教授 唐木英明さん:サプリと腎疾患は全く関係ありません。サプリ自体が腎疾患を起こすとか、腎疾患を起こす可能性がある、『シトリニン』という物質が入っていないということで関係ありません。
腎疾患を起こしたのは、あくまで入るはずがない有毒な、未知の成分が入ったためと考えられます。

東京大学名誉教授 唐木英明さん:ことし1月に1人、腎臓の機能不全の疑いがあったということですが、実は1人ではなかなか因果関係はよく分かりません。
2月に入って、2人目、3人目が出て、同じサプリを飲んでいた、ここでかなり確実になった。