ナフタリン臭(膿栓臭)を発するジンジバリス菌は肺炎も引き起こすとか
口から唾液とともに確実に喉、血管を伝わり全身に運ばれ大腸へ
肺へ

A 消化管性伝播
歯周病と最も関係すると言われるポルフィロモナス・ジンジバリスという細菌を飲み込むと、食道〜胃を通って小腸〜大腸へと通過していく過程で、腸内細菌に大きく影響を与えていくことがわかりました。
ポルフィロモナス・ジンジバリスは腸内に住み着かず、ただ通り過ぎていくのですが、通り過ぎる過程で腸内バランスを乱していくのです。
私たちは1日に唾液を1〜1.5L飲み込んでいます。
その唾液中にはたくさんの細菌が含まれています。
その中に腸内細菌に悪影響を与える細菌が含まれていると考えると心配になるかもしれませんが、からだの仕組みはよくできています。
胃では、胃酸が出ています。
空腹時の胃の中はpH1という強酸性の状態で、ここでは細菌はほとんど死んでしまいます。
一方、食事をしたあとの胃液pHは4〜5という弱酸性になり、この状況になると生きていられる細菌もあります。
歯周病にかかわるポルフィロモナス・ジンジバリスを塊になるように培養して行った実験では、pH3の人工胃液中に2時間晒した後でも約7割が生きているという結果が出ました。

・・・それでもジンジバリス菌を殺菌するガムプラスを発明したサンスターって強いわw