>>65
人体として想定内なので非常事態とは違うと思いますが、切り替えポイントは糖摂取量に依存します。

糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか?
https://promea2014.com/blog/?p=22245

上の図は異なる食事による運動強度に対するエネルギー源の違いです。左は高糖質低脂質(平均炭水化物402g(約57%)、脂質89g(約28%))、右は低糖質高脂質(平均炭水化物43g(約6%)、脂質226g(約69%))の食事です。赤が炭水化物、青が脂肪です。非常に興味深いことに、高糖質低脂質食ではクロスオーバーポイントが存在しません。ずっとメインエネルギー源は糖質です。運動強度50%のときに最も脂肪のエネルギー源の割合が高まっていますが、それでも45%程度です。一方、低糖質高脂質食ではクロスオーバーポイントは85%程度のところにあります。それ以下ではずっと脂肪がメインのエネルギー源であり、100%でも脂肪のエネルギー源の割合はゼロにはなっていません。

>身体と脳が非常事態だと判断して、脂質のエネルギー代謝も促進させる切り替えポイントが、乳酸性作業閾値の運動強度なのです。