「がん・慢性疾患・認知症の予防については、予防の根拠が明確になっていないこと、対象がはっきりしないこと、その方法が明確でないこと、また、がん・慢性疾患・認知症の予防の知識や技術を持った人材が不十分なこと、そして、効果評価の方法が確立されていないことなどの理由を挙げることができる」
さすがは厚労省の本音。正直な心の声ですね。
がん・慢性疾患・認知症という病気の本態は、未だ明確にはわかっていないのです。タイプ分けはできていますが、本態は未だ不明です。
(略)
がん・慢性疾患・認知症は未だその結核菌に当たるものがわかっていないので、あらゆる予防と治療は、結核の通俗療法と大差ないと言わざるを得ません。
つまり、がん・慢性疾患・認知症の予防として確実に有効なものは、ないというのがほんとうのところです

残念ながら認知症に限った話ではなく、生活習慣病以外の「病気」の現実↑
感染症は原因がはっきりしてる怪我に近く、ウイルスや菌を殺せるなら治療可能

https://news.yahoo.co.jp/articles/ddefbe489999635d5e462844382069785df2249c?page=2
「認知症予防については、予防の根拠が明確になっていないこと、対象がはっきりしないこと、その方法が明確でないこと、また、認知症予防の知識や技術を持った人材が不十分なこと、そして、効果評価の方法が確立されていないことなどの理由を挙げることができる」
さすがは厚労省。正直な記述ですね。
認知症という病気の本態は、未だ明確にはわかっていないのです。脳内の異常タンパクは見つかっていますし、認知症のタイプ分けはできていますが、本態は未だ不明です。
すなわち現在の認知症の治療は、たとえて言えば、結核菌が見つかっていない時代の結核療法のようなものといえます。日光浴や転地療養、牛乳や卵の摂取、大気療法(海風にあたる等)、さらには人工気胸や肺虚脱療法(肋骨を切除して結核病巣を押しつぶす)などで、一定の効果もあったでしょうが、とても根本的な治療とは言えません。
結核という病気は、結核菌が発見されてはじめて、正しい予防と治療が可能になったのです。
認知症は未だその結核菌に当たるものがわかっていないので、あらゆる予防と治療は、結核の通俗療法と大差ないと言わざるを得ません。
つまり、認知症の予防として確実に有効なものは、ないというのがほんとうのところです