メチオニン制限>>7
×『持病がない人』向け
〇『若い人』向け

若いうちこそ「腹八分目」
-若齢期のみのアミノ酸摂取制限により寿命延長が可能-
https://www.riken.jp/press/2023/20231205_1/index.html
食餌制限が寿命延長効果を示すことはさまざまな生物で確認されており、ヒトについてもさまざまな食事制限による健康増進法が提唱されています。中でも、アミノ酸であるメチオニン[3]は寿命に大きな影響を与えることが知られています。
今回、国際共同研究グループは、メチオニン制限を行う時期と寿命延長効果の関係を、ショウジョウバエを用いて詳しく解析しました。
その結果、中年期以降にメチオニン制限を行っても寿命は延長せず、逆に若年期だけメチオニン制限を行えば寿命が延長したことから、メチオニン制限による寿命延長効果は加齢によって大きく低下することを発見しました。
詳細な遺伝子発現解析から、若い時期のメチオニン制限では、抗老化能を持つ多くの遺伝子が発現増加する一方、老化してからではそれが機能しないことが明らかとなりました。