最新研究:緑内障眼圧以外の因子がわかってきた
https://www.youtube.com/watch?v=0oF-oTISyyY
https://journals.lww.com/glaucomajournal/fulltext/2023/09000/reduced_plasma_bdnf_levels_in_normal_tension.3.aspx

https://www.bri.niigata-u.ac.jp/research/column/001981.html
4. 最適な運動とは
ここまで述べてきたように、運動はBDNFの発現を増強し、脳の健康を支えていることはわかってきた。しかし、どのような運動が脳に最適なのかは依然としてわかっていない。
近年では、高負荷の運動を間欠的に行う高強度インターバルトレーニングがBDNFの発現増強に有効であるという報告が増えてきている一方で37,38、高負荷運動を高齢者や神経疾患の方に適用することは困難な場合が多い。
また、強制的でストレスのかかりやすい運動は、BDNF発現を抑制するストレスホルモン(コルチコステロン)の産生を増やすため39、低負荷の運動でしかBDNF発現増強は望めないとする研究結果も存在する40,41。
同じ運動であっても年齢や運動歴、病歴など個人の特性に応じてその効果は変動しやすく、一言で運動といっても、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、いわゆる筋トレなどの抵抗運動(レジスタンストレーニング)など多様な運動様式があるため、
運動の構成要素である「頻度 Frequency」「強度 Intensity」「時間 Time」「種類 Type」の"FITT"を目的に応じて選択していくことが大事である。
今後さらに研究知見が集まりビッグデータ分析が進めば、自身の身体情報を入力して最適な運動プロトコルを教えてくれるAIが現れるかもしれない。