マラソンを走ると免疫力が低下するというのはウソかもしれない
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運動中では、血中のいくつかの免疫細胞の数は、感染に対処するナチュラルキラー細胞のように10倍くらいに増加する可能性があるそうです。運動後、それらの血中のいくつかの免疫細胞は減少してしまいます。運動開始前よりも低いレベルに落ちることがあり、これは数時間続くことがあります。以前はこの運動後の免疫細胞の減少が免疫抑制と解釈していました。しかし、これが免疫細胞が実際には失われたり抑制されたりしたことを意味するのではなく、むしろ肺のように感染する可能性がより高い身体の部位に移動するということのようです。つまり、血中濃度が低下する=その物質や細胞が少なくなる、ということではないのです。再分布され、血中から必要な場所に移動しただけなのです。最前線に集中的に配置しただけなのです。