100歳を超えて長生きする人の血液にみられる特徴とは? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20231011-centenarian-blood-tests-hints-longevity/
データを分析した結果、100歳を超えて長生きする人は60代以降の時点でグルコース(ブドウ糖)・クレアチニン・尿酸の数値が全体的に低い傾向にあることがわかりました。
また、総コレステロール値や鉄分の濃度が低すぎる人は100歳まで生きる可能性が低いことも報告されています。
中央値だけを見ると、ほとんどのバイオマーカーで100歳以上長生きする人とそうでない人の差は有意でなかったものの、長生きする人が極端に高いまたは低い数値を示すことはめったになかったそうです。
モディーグ氏は、「たとえば人生の早い段階で血糖値が6.5%を超えたり、クレアチニンが1.25mg/dlを超えたりする100歳以上の人はほとんどいませんでした」と述べています。
多くのバイオマーカーが多かれ少なかれ100歳まで長生きする可能性と関連していたものの、尿酸など一部のバイオマーカーは特に寿命との関係が強かったとのこと。
たとえば、尿酸値が最も低いグループの人は100歳まで生きる確率が4%あったのに対し、尿酸値が最も高いグループの人が100歳になる確率はわずか1.5%だったそうです。