身体活動の増加は消費エネルギーを増加させない
https://promea2014.com/blog/?p=21346
アフリカの狩猟採集民族のハッザ族の人たちは1日に何時間も歩き、非常に高い活動レベルであるにもかかわらず、
彼らの1日のエネルギー消費量は、アメリカやヨーロッパの、座っていることが多い現代的なライフスタイルの人と同程度です。
つまり、我々は座る時間が長くなったから、エネルギー消費量が減り、体重が増加したわけではないのです。
体重のほとんどは糖質摂取量で決まり、糖質過剰摂取でインスリンが多く出れば、その分太ってしまうのです。


インスリンは太る理由の一つにすぎないでしょう


https://gendai.media/articles/-/103897?page=3
低炭水化物ダイエットに関しても、効果がないとは言わない(理屈の説明は付く)が、
しかし、それは信奉者が言うような「いくらカロリーオーバーになっても炭水化物(糖質)を抜けばいい」という話ではなく、
タンパク質か食物繊維が多く含まれている食べもの(素炒りのナッツ、果物、新鮮な野菜など)は、少ないカロリー摂取量で満腹感を持続させることができるからだという。
つまり低糖質な食事を心がけると「たくさん食べた」ような満足感を得られるが、実際にはカロリーが控え目になっているから痩せているのではないか、と。

現代人を「食べ過ぎ」にさせている代表的な食べものは、高カロリーな加工食品である。アメリカ国立衛生研究所のケビン・ホールのチームは、4週間の入院を伴う被験者に2種類の食事を用意して実験を行った。
炭水化物、脂肪、タンパク質の割合、食物繊維、ナトリウム、糖類の量は同じだが、加工度だけを変えた。一方の食事はホットドッグやシリアルなど加工度が高いもの。
もう一方はウシのテンダーロイン、サケの切り身、野菜、コメなど比較的加工度が低いもの。
被験者は、どちらか一方の食事を2週間とり、その後もう一方の食事をとる。「食べたいものを食べるように」とだけ指示された。
結果、なんと被験者の1日の摂取カロリーは、加工食品を食べたときのほうが500キロカロリー多く、体重が1週間で約450グラム近く増えた。