なかなか面白い話

献血頻度によるフェリチンと血管機能
https://promea2014.com/blog/?p=20291

今回の研究では、高頻度で自発的に献血を行っている人と、低頻度の献血の人を比較しています。健康な男性では、500mLの全血を 1 回献血すると、ヘム鉄が大幅に失われ、1年に1回の全血献血で血清フェリチン値が44%低下するそうです。

高頻度の献血者は、低頻度の献血者と比較して、体内の鉄貯蔵量の減少、酸化ストレスの減少、および血管機能低下の減少が認められました。もちろん、鉄がすべてに関連しているかどうかはわかりません。ほかのメカニズムがあるかもしれません。しかし、鉄が酸化を促進すると考えると、この研究の結果は納得できるものです。特に年齢を重ねるにつれ、鉄は危険な存在になる可能性があります。