――誰かに助けてほしいと思ったときは、SNSやネットの相談窓口に連絡するのもひとつの方法かと。

精神科医Tomy 今は、ネットでつながることで精神的な問題を解決できることも増えてきたと感じています。精神科の世界では、昔に比べると、「境界線パーソナリティ障害」の患者さんが明らかに減ってきているんですよ。それもネットの影響だろうと言われています。「境界線パーソナリティ障害」というのは、他人から見捨てられると思い込んだり、自信と劣等感が同居していたり、自己愛が強過ぎたりして、自分と相手の境界線がわからなくなってしまう病気です。