夜間低血糖の次は不眠か

睡眠中の代謝の変化
https://promea2014.com/blog/?p=16855
通常の食事、つまり糖質過剰摂取をしていても、ある程度4時間くらい食事の間隔が空くと、その間に脂肪がエネルギー源となっているようです。
しかし、インスリンが長い時間分泌が続いたり、間食をしたら、日中の脂肪分解はほとんど行われないでしょう。
そして空腹時インスリンがある程度高くなれば、睡眠時の脂肪の酸化も難しくなります。そうすると眠っているときのエネルギー源が無くなってしまうのです。
そこで糖新生でブドウ糖を作ってエネルギー源にしようとするはずです。
そうすると糖新生が起きる手前では低血糖が起きたり、睡眠の質が悪くなったりして夜間覚醒を起こしたりするのではないかと思います。


不自然な夕食の炭水化物ドカ食いを原因とするならともかく
オートファジーだのランドルサイクルだの健康情報に毎回振り回されるくらいなら
まずは不自然に痩せて筋肉の少なすぎる体に原因を求めるべきだと思うんだけど

https://yuchrszk.blogspot.com/2015/10/blog-post_21.html?m=0
で、この「低糖質風邪」が起きるかどうかを決めるのが「代謝柔軟性」であります。これは、人体のエネルギー源を「脂肪」と「糖質」の間で自由に切り替える能力のこと。
代謝柔軟性が正常であれば、1950年代の沖縄県民のように炭水化物ばかり食べても問題はないし、逆にイヌイット族のように脂質とタンパク質がメインの食事でもOKなわけです。
ところが代謝柔軟性が壊れちゃうと、たとえば寿司のように脂肪と糖質がセットになった食事をしても、数時間でまた腹が減ってきたりしちゃう。
糖質から脂肪へすぐにエネルギー源を変更できないせいで、体が「栄養が足りない!」と勘違いするんですね。そのため、代謝柔軟性が壊れた人ほど肥満になりやすく、多くの研究でもメタボの発症率が高いことがわかっております(1,2,3)。

筋肉で生成されるBDNFは代謝柔軟性を制御する性的二形性のマイオカインである
https://www.cosmobio.co.jp/aaas_signal/archive/ra-20190813-1.asp