>>59 60 75
次に、テンプレを読んだ感じたこと書いてみます。個別に参考にしてもらえばいいです。

>加味逍遥散がちょうど良かったんですが少量でおナラが出てお腹が張ります
●加味逍遥散の作用は、下剤作用はありますが、膨満感に関しては、むしろ和らげる作用です。
お腹の張りは、別の原因と考えられますから、また他の機会に試せばいいと思う。

>加味逍遥散に代わるものを試したい
●それに近い成分の薬で、不眠やイライラによく使われるものに、抑肝散または、
抑肝散加陳皮半夏があります。試すことは可能と思う。

●体質改善目的で、よく使われるもののひとつは、柴胡桂枝乾姜湯。
●柴胡桂枝乾姜湯は、1週間程度飲めば、不眠、顔や頭部からの発汗、口内の
乾燥などが改善するかどうかで、続けるべきかどうかは自分で判断できると思う。
●浮腫やのどの渇き、鼻水などは、水分代謝の不調が示唆されるので、胃腸系の漢方を
併用したほうがよいと思う。今の季節なら、138清暑益気湯あたりだが、ツムラなら43,75あたりも
候補にはなる。
●体のバランスが戻れば、便秘は改善するだろうけど、そうも言っていられないので、
併用しやすい漢方としてよく使われるのは、麻子仁丸。甘草を含まないので、偽アルドステロン症を
気にしなくて済む。市販(ウチダ)で粒の薬もあり、量の加減がしやすい。
●体質改善に2種類程度、便秘薬を加えて全部で3種類程度の併用はわりとよくある。
●私見をまとめると、柴胡桂枝乾姜湯が必須。胃腸系の漢方を追加するなら、清暑益気湯など。
便秘薬として、麻子仁丸を併用することはおそらく可能。
●漢方薬の併用は、効果を実感できてからのほうがよい。最初から複数飲むと、
何が効いているのかさっぱりわからなくなる。
●漢方薬は、2週間程度で見直すのが普通。効かないなら他を考えればいい。
●どう効かないか知ることが次の薬を考えるヒントになることが多い。

今日の時点で思ったことはこのくらいです。ご参考まで。