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飛蚊症の整体治療
https://ameblo.jp/jhsc-internship/entry-12598778277.html

飛蚊症は網膜剥離などによって網膜片などが硝子体に蓄積する事によって生じる事もあるので、眼科医での診察は絶対に受けておくべきだと思います。
ただ、そうはいっても、そのほとんどは原因不明のケースが大半で、今回のSさんのケースでもその可能性は高いと思われました(☚眼科医院を受診したところ、やはり網膜剥離等の異常は無かったとの事です)。

・ただ原因不明とは言え、一般的に言われている原因としては以下の仮説が有力だと思います。
「眼球内の大半を占めている硝子体と呼ばれているゼリー状の組織に何らかのゴミ=老廃物?=が蓄積し、それが硝子体内を浮遊する事で網膜にそれが映り、飛蚊症状が生じる」
です。
そのゴミ状の老廃物の思われるものは何なのか、それは分かりません。しかし、その可能性として角膜や水晶体の組織片、あるいは硝子体内に含まれているコラーゲン繊維の断片?などが考えられています。

・ちなみに硝子体のゼリー状組織の主成分は眼球前面の周囲(水晶体の周囲)にある(上水道にあたる)「毛様体」という組織で生成・分泌された「眼房水」と呼ばれる液状物質で、それは「シュレム管」と呼ばれる下水道の様な組織から排泄されます。
この生成・分泌と排泄のバランスが取れていることで眼球内圧(10~20mmHg/平均14.5mmHg)が適切に維持されます。またこの眼房水は角膜や水晶体の栄養分補給と老廃物排出の両方も担っています。

・従って、とりあえずの治療目標は眼房水の代謝を回復・改善する事に主眼を置く事が最適では、と考えられます。
ですから、直接的に関係する部位として(眼球内を施術する事は出来ないので)上水道にあたる「眼動脈」と下水道にあたる「上眼静脈」の循環改善を試みる事にしました。

・結果的に、2か月間も持続していた飛蚊症が7診(約2週間)で解消したので、ある程度の妥当性はあるのでは、と思います。