抗疲労効果

大阪市立大学の研究チームの研究により、その成分には抗疲労効果があることが判明している。
実験内容は、イミダペプチド成分を4週間毎日投与後、4時間の自転車こぎ運動を行い、
日常生活で起こる肉体疲労の負荷をかけた。イミダペプチド成分の入らない同じ食事を与えた群との比較で、
実験終了直後の疲労感で、イミダペプチド成分を摂取しなかった群では、した群の約1.5倍、実験終了4時間後には約2倍の差が出た。
これにより、疲労予防のみならず、疲労回復力を高める効果があることが確認された。

また、有効成分であっても経口摂取で効果が出ない物質もあるが、イミダペプチドは、
消化吸収過程において2つのアミノ酸に分解され、体中で再合成される。
ヒトの場合、脳細胞、筋肉などの消耗の著しい部位に、イミダペプチド合成酵素が豊富に存在するため、
酸素消費が多く発生する部位で、ピンポイント的にイミダペプチドが再合成されやすく、
効果が発現しやすい。このため、抗酸化作用が他の抗酸化物質よりも優れる特徴を持つ