綿田裕孝教授

▼投与患者の選定(ケトアシドーシスのリスクを理解できる)、
▼ケトアシドーシスの早期発見(SGLT2阻害薬の投与下では著しい
高血糖を認めなくともケトアシドーシスが起こりうるを周知し、
発症が疑われる場合には同剤を中止し、とくに血中ケトン体を測定すること)、
▼患者への教育(ケトアシドーシスの症状があればただちに医療機関に連絡すること、
インスリンを中止しないこと、糖尿病カードを常に携帯すること)――
を指摘。患者・医療従事者向けの指導箋を活用し、症状・対応などを周知し、
リスクを最小化することを訴えた。