利尿剤・・・・・・突発性難聴と似た、内リンパ水腫を原因とする低音障害型感音難聴やメニエル病の治療薬。
         利尿作用により内耳に溜まった余計な水分を排出する効果がある。
         製品名イソバイド、メニレットゼリー等。

抗ヘルペスウイルス剤・・・・・・突発性難聴の原因の一つ、ウイルス説に対し、抗ヘルペスウイルス薬であるバラシクロビル(バルトレックス等)を投与し著効との報告あり。
         耳鼻科学会では否定的(推奨度D )であり、過去に帯状疱疹ヘルペスなどで服薬経験がある場合は内科、皮膚科などで処方、あるいは自己責任の元、個人輸入などを行う人もいる。
         また自由診療で抗ヘルペスウィルス剤の処方を行っている病院も何カ所か存在する
         以下参照
         自由診療になるから診療費も薬代も保険は効かない
         
         https://www.dr-maehashi.jp/osi/treatment.html

         http://shichinohe.web.fc2.com/
         行ける範囲になければ個人輸入するしかない
         ここらあたり
         https://www.idrugstore.jp/product/35125

高圧酸素療法・・・・・・血中に溶解する酸素濃度を高め内耳の酸素供給を補助する効果がある。
            設備のある施設が限られるので、治療を受けたい場合は入院前に病院チェックを。

星状神経節ブロック注射(SGB)・・・・・・首にある星状になった交感神経節に局所麻酔の注射をし、交感神経の働きを抑えて 血管を拡張させ、内耳の血液循環を促進させる。
                    治療は主に麻酔科で行われる。 保険適応はあるが、10回〜多くて30回程度治療が必要なケースが多い。

鍼灸・・・・・・鍼により体の経穴とよばれるツボを刺激し、自己治癒力を補助する。
        星状神経節刺鍼では、SGBと同様の効果が期待でき、また全身への鍼治療では副交感神経を優位にしストレスを軽減することで、回復を促す。
        副作用はほぼ無く、発症後は出来るだけ頻繁に行うのが望ましい。
        経過を見て、徐々に治療間隔を開けていく。デメリットは保険が利かず高額 。