私の名前はレナ。尾万高校2年生。

200回くらい1個上の先輩(ヤンキー)とセックスしたことがある。
2秒でイっちゃう。
周りには「私、処女なの」と言ってるが、自分ではわかってる。
自分はヤリマンだと。

今日は織田信隆との初デート。
織田はクラスの嫌われ者。
必死に口説かれて、デートについてきた。
イライラしすぎて、ポケットの中は握りこぶし。
超つまんねえ・・。

聞いてもないのに喋りだした。
織田「レナはちゃんと人生のビジョン持ってる?」
あたし「なに、ビジョンって?」
織田「高校を卒業したら、早慶上智、首都大、広島大、横国大のどれかに合格、そこで医学、心理学、史学のどれか専門的に学ぶ。なんちゃらかんちゃら・・」
あたし「へー、すごい(うっぜえええ!!!!!)」
は?コイツマジで何言ってんの?つうか、ウチらの高校偏差値32ですけど!

プルルル・・

織田の電話が鳴った。誰?友達?

織田「はい、もしもし。は?なんだとこの豚カス!お前みたいな脳みそがポルノで腐りまくってる
頭悪い性犯罪者は他人と議論したり揚げ足取る前に早くちんこを切断したほうがいいぞ!ガチャッツー、ツー」
は?コイツマジなんなの?友達にそんなセリフいう?DV確定じゃん。彼女になる人可哀そう。

・・・

やっと自宅に帰れる。
つうか、なんでコイツついてくんの? 
織田「じゃ、レナ。明日学校で会おうね!」
あたし「うん、さようーなら」
織田「あ、そうそうは寝る前に一時間必ず瞑想する時間を取って睡眠や寝つきがいいよなんちゃらかんちゃら・・」
あたし「オッケー(うっぜえええ!!!!!)」

自宅の玄関を開けて、さっさと逃げ込んだ。
織田信隆・・・。2度とデートなんかしない。

自宅には大好きなオトコが寝てる。
朝日ガラス様・・・。
アラフィフだけど、素敵なオジサマ。
筋骨隆々、頭脳明晰、お金をたくさんもってる・・。今日も朝日さんとセックスするの・・。
ああっ!朝日さん!スゴイっ!!!
とても気持ちいいぃぃ!!!!

カーテンが少し空いた窓の外。雨が降ってきた。
ずぶ濡れの織田が私の部屋を見上げてる。

超キモイ・・。
織田と明日学校で会いたくない!