病弱名無しさん2018/11/20(火) 23:20:11.81ID:TSsCR8iU0>>692>>697>>707>>736>>906

PATMの新しい治療法

PATM患者13人に腸内フローラ検査を施行したところ、腸内細菌のうちFusobacterium varium
(バリウム菌)を9人に検出しました。通常は健常人認めることは無い菌です。
バリウム菌は現在、潰瘍性大腸炎などの原因菌として注目されており3種類の抗生剤を併用する
ATM療法という治療法が、潰瘍性大腸炎を完治させるのではないかと期待されています。
さらに現在ではATM療法より副作用の少ないAFM療法が開発されています。
具体的には(サワシリン 1500mg、ホスミシン 3000mg、とフラジール 750mg/日)を2週間服用していただきます。
3カ月後に腸内フローラを調べてこの菌が検出されないかを調べます。

PATM13人中9人がバリウム菌に感染しているということはPATMの原因としてバリウム菌の感染が十分示唆されるデータです。
現在、バリウム菌感染を認めた患者のうち3人がAFM療法を希望されました。
その3人は現在AMF療法2週間内服が完了したところです。
PATM症状は現在1人が軽減、2人は完全に消失しています。
3人とも抗生剤服用による副作用は認めませんでした。
もちろん保険適応でないので自費診療になりますが、薬代だけだと5600円くらいです。

どなたか「フラジール等を内服して症状が改善した」とのコメントがありましたが、バリウム菌の除菌としては、
あながち外れではないかもしれません。

また今後の経過は報告します。