>>591
今は市販品の歯周病関係オーラルケア用品増えたけど
一昔前はアセスとコンクールくらいで、その頃の評価の名残もある
クロルヘキシジンは欧米の0.1%以上の濃度での効果データはあるけど
日本人は体質的に(皮膚組織が欧米人より弱い等)過去に死亡例や歯茎壊死事例もあって、濃度も薄いし
現行の使用濃度での歯周病の効果に関しては不明
殺菌力に関して、特に優位性も見られなく
クロルヘキシジンはポリフェノールと反応して着色する(舌が黒くなるのもそのせい)
他の成分によっては効果が相殺される等、取り扱いに難しいところがある
そういう面もあって市販品にクロルヘキシジンは使いにくい
現行の歯磨き粉やマウスウォッシュに多く配合されているCPCの殺菌力は濃度に関係なく
トローチ(ヴィックス、浅田飴等)にも配合されて、安全性も高い
CPCは以前は歯磨き粉やマウスウェッシュの他の成分と配合しにくい所があって使われていなかったけど
近年の技術で、その部分をクリアしたのもある

結局のところ、薬事法の問題もあって
市販品医薬部外品で使えるような殺菌剤で、大きく差が出るようなものはないでしょうね
ある程度の効果を期待するなら、医薬品使った方が見込みあります