人外レベルではなく現実的に再現性をもって観察される、過剰運動に伴う総代謝削減適応の水準はこの程度


Modern-Day Hunter-Gatherers, Who Lead Physically Hard Lives, Burn Same Number Of Calories As More Sedentary Populations In US And Europe
https://fanaticcook.com/2017/04/29/modern-day-hunter-gatherers-who-lead-physically-hard-lives-burn-same-number-of-calories-as-more-sedentary-populations-in-us-and-europe/
In Constrained total energy expenditure models, the body adapts to increased physical activity
by reducing energy spent on other physiological activity, maintaining total energy expenditure within a narrow range.
https://fanaticcook.files.wordpress.com/2017/04/constrainedexpenditure2.jpg?w=625&;h=234

運動量と消費エネルギーは比例しないのかもしれない
http://promea2014.com/blog/?p=406
エネルギー消費量は横ばい
本研究の結果、より運動することは、測定可能なエネルギー消費量のわずかな増加につながることが示され、この関連性は軽度、あるいは中程度の運動を行った群で、最も強かった。
一方、最も激しい運動を行った群のエネルギー消費量はプラトーに達した。

身体活動レベルが中程度の群は、座っていることが多い最低レベルの群よりも、エネルギーを約200kcal多く消費していた。
しかし、最も激しい運動をした群では、エネルギー消費において、それに見合う効果が得られなかったようであった。

「最も身体活動レベルが高い群の1日のカロリー消費量は、中程度群と同程度であった」と、Pontzer氏は話す。しかし、と同氏は言う。
「過去に、タンザニア北部に古くからいる狩猟採集民族“Hadza”の中で仕事をした経験からすると、この結果は特別驚くにあたらない。
Hadzaの人々は信じられないくらい活動的で、彼らは、日常生活の中で毎日長距離を歩き、多くの激しい身体活動を行っている。
それだけ高い活動レベルであるにもかかわらず、彼らの1日のエネルギー消費量は、米国やヨーロッパの、座っていることが多い現代的なライフスタイルの人と同程度であった」。
彼はさらに続ける。「これは実に驚くべきことであり、それが、私が“活動とエネルギー消費量”の関連を考え始めるきっかけになった」。