mTOR抑制一辺倒ではいろいろとアレだという話
http://yomogi.5ch.net/test/read.cgi/mensbeauty/1448711074/301-307

301: 長文 ◆fDAev1CUw. [] 2015/12/25(金) 22:42:31.02 ID:9+y1xTYc
ラパマイシン系薬剤とその他mTOR阻害剤の抗老化作用
Rapalogs and mTOR inhibitors as anti-aging therapeutics
PMC3582126

まとめ
ラパマイシン(R)などmTOR阻害剤には無菌状態でマウスの寿命を延ばす効果があるが、副作用として浮腫・口内炎・脱毛(90%)
性的不能・耐糖能低下・高脂血症・糖尿病・下痢などがある。他には、抗癌作用・幹細胞の機能維持効果がある。メトフォル
ミンにもmTOR阻害作用が存在するが、Rのような副作用は見られない。

考察
Rで確かに長生きできるが体はボロボロになる何とも不思議な状態。高血糖かつ糖尿病になりながら長生きするのである。
糖毒性の本質は高血糖でなく、末梢組織の糖代謝で決まるとも考えられる。ヒトでは90%にアロペシアが見られる。抗がん
剤と同じような結果である。つまり毛母細胞や生殖細胞などの分裂速度の早い細胞ほど影響を受ける。ラパマイシンは
抗老化薬としては使えない。